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25.01.27

<お悩みに効くメソッド#7> 緊張性頭痛、眼精疲労でお悩みの方は、フェイスセイバーで額のワークを!

今回は、顔、頭にフォーカス。緊張性頭痛、眼精疲労への対処法についてアドバイスします。ヤムナ資格トレーニングティーチャー鈴木智さんが、解説します。
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text_Ken Ishida

トレーニングやコンディショニングに興味がある人は増えています。そんな人たちは、骨や筋肉の話で盛り上がりますが、顔や頭について語ることは少ないのではないでしょうか。顔や頭にも筋肉がたくさんありますし、骨も繊細な形状で繋がっています。ヤムナメソッドは骨に直接アプローチし、骨を正しい位置に整えると同時に、筋肉の緊張をほぐすストレッチ効果があります。それは、顔、頭についても同様の効果を期待できます。

現代人の多くが抱える問題として、姿勢の悪さがあります。スマホやパソコンに向かう時間が多く、悪い姿勢で作業をする人が少なくありません。それが原因で、肩、首の緊張を生んだり、猫背になったりということがあり、結果として、頭部の筋肉を緊張させてしまいます。

筋肉の緊張が起こる時、同時に発生しやすいのが頭部や顔の骨の歪みです。年齢に関係なく、頭が前傾するクセ、顔の表情のクセなどが個々の人にあるので、額の骨が下に落ち気味になったり、ストレスがかかったりします。

それら複合的な要因で起きるのが緊張性頭痛です。また、眼を酷使することによる眼精疲労の状態になる人も多くいると思います。

お薦めのメソッドは、フェイスセイバーによる額のワークです。額を上下左右に動かすことで、骨と筋肉の位置をリセットし、血行を促進します。額にかかるストレスを解消し、頭痛や眼精疲労の軽減に効果を上げることが期待できます。お悩みの方は、ぜひ試してみてください。

フェイスセイバーによる額のワーク



1. 額の中心、左右の眉の内側にボールを当て、上方向に引き上げる。髪の生え際まで到達したら、今度は、そこから引き下げていく。(イラスト参照)
2. 少しずつ場所を左側に移動して、左端に到達するまで、3〜4ヶ所に分けて同じ動きをする。
3. 左端まで到着したら、今度は、中心から少しずつ右側に移動、右端まで同じ動作をする。
4. 今度は横の動きをする。眉の少し上、額の中心から左端までボールを引き伸ばすように動かす。左端に到達したら、中心部分に戻ってくる。(イラスト参照)
5. 場所を上に移し、4と同じ動きをする。
6. 左側が終わった後、右側も同じように横方向の動きをする。

※骨を傷める可能性がるので、こめかみ(目の外側のくぼんだ部分)には、ボールを当てないでください。
※「額のワーク」を含め、フェイスセーバーによるメソッドをマスターするために、Yamuna Studioのレッスンで、プラクティショナーから直接指導を受けてみることをお勧めします。