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24.08.26

<お悩みに効くメソッド#5> 椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊椎管狭窄症など腰の疾患への対応も、ヤムナでアプローチ!

ヤムナに興味を持った方に話を聞くと、身体のどこかに不調を抱えているケースが多いのですが、中でも腰に関する疾患を抱えている場合は、なかなか厄介な症状に悩まされています。症状には個人差があり、慎重に行う必要がありますが、ヤムナのワークで少しでも改善の方向に向けていただきたいです。ヤムナ資格トレーニングティーチャー鈴木智さんが、解説します。
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text_Ken Ishida

<お悩みに効くメソッド#1>で、腰痛に効くメソッドを取り上げました。その時は、「股関節周りの問題」「姿勢が悪いことによる問題」の2つのテーマに対応するメソッドを紹介しました。今回は、腰に具体的な疾患が現れてしまった人にアドバイスをしたいと思います。

腰に関する代表的な疾患は、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊椎管狭窄症です。症状としては、痺れや痛みが現れますが、それぞれの人の腰の状態により、痺れ、痛みの発生場所は様々です。脛、ふくらはぎ、太もも裏、腰など、左右両側の場合もあれば、片側だけ症状が出る人もいます。症状が重いと、力が入らなくて歩けなかったり、ひどい痛みに襲われる場合もあります。

根本的に、これら疾患の原因としては、重力に対して身体を支える機能が負けてしまったという状況が考えられます。それは、姿勢の悪さが影響したかもしれませんし、筋力の低下、加齢による椎間板の劣化もあるかもしれません。今さら説明する必要もありませんが、背骨の一番下が腰椎です。上半身を縦に伸ばして、頭の方向に引っ張る努力をしないと、圧迫を受けたり、潰れたりすることになります。ヤムナのワークで、上半身を引き上げ、前側、側面、後ろ側をバランスよく伸ばすようにしましょう。下記2種類のメソッドを推奨します。

※症状の軽重があると思います。無理をせず、慎重に行ってください。また、ボールへの正しい乗り方をマスターするために、Yamuna Studioのレッスンで、プラクティショナーから直接指導を受けてみることもお勧めします。

Abdominal アブドミナル
お腹のワーク

①うつ伏せで恥骨部分にボールを当てる。しばらくそのまま待ち、その後、大きく息を吸いながらボールに圧をかける。息を吐きながらボールに沈み込むようにする。それを2〜3回繰り返す。
②身体を足の方向に動かし、ボールを下腹部に当てる。①と同じ動きを行う。痛みがあったり苦しかったりする人は、最初は慎重に、圧はゆるく当たる程度で試してください。
③身体をさらに足の方向に動かし、ボールをへそに当てる。①②と同じ動きを行う。最後に、腕は上方向に脚は下方向に引き伸ばし、腰を縦にストレッチして空間を作る。

Spine スパイン
背骨から首までを整えるワーク

●尾てい骨の先端の脇を起点にして、骨盤(仙骨)、腰、背中(胸椎)、首、頭まで、背骨の片側を引き上げながら刺激していく。背骨の突起の真上ではなく、突起の側面にボールが当たるようにするのがポイント。まずは片側を頭まですべて行い、次に反対側で繰り返す。

※「背骨から首までを整えるワーク」については、Yamuna Storeサイトから映像ダウンロードできる<Yamuna Body Rolling(YBR) TOTAL BODY>(税込2,200円)のChapter 5として紹介されています。