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24.11.25

<お悩みに効くメソッド#6> 胃腸の不調、便秘などに効果的なメソッドで、内臓から若さを保つ!

胃腸などの内臓も筋肉でできているので、加齢とともに衰えていく可能性があります。ヤムナメソッドにはお腹の調子を整えるワークがあります。消化器系を意識して内臓の老化を防ぎ、身体の内側から若さを保つ努力をしましょう。ヤムナ資格トレーニングティーチャー鈴木智さんが、解説します。
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text_Ken Ishida

ヤムナメソッドは骨に直接アプローチし、骨を正しい位置に整えると同時に、筋肉の緊張をほぐすストレッチ効果があることは何度か話をしてきました。その先にあるもう一つの効果として、内臓を正しい位置にリセットすることがあります。

一般的なフィットネスなどでは、お腹の内側を直接刺激することはほとんどないはずです。便秘の時などにセルフマッサージをする人はいるかとは思います。ヤムナはボールを使うことで、より深く刺激することができます。

年齢を重ねることで姿勢が悪くなり、重力に負けて胃腸が全体的に下に落ちるという症状は、多くの人に起こっていると思います。その影響で腸が捻れることによって様々な胃腸の不調が発生します。ヤムナのワークで、それらの問題を改善してください。

悪い姿勢と加齢などにより大腸が下に落ちてしまうと、スムーズな蠕動運動を行えるスペースがなくなってしまい、便秘や痔などの症状が出ることもあります。大腸の方向に従ってボールポジションを移動させ、大腸が本来あるべき位置にゆっくりとリセットしていく「大腸を整えるワーク」を行いましょう。

身体の前後の連携がとれてから行うと、より効果的なので、<お悩みに効くメソッド#5>「腰の疾患への対応も、ヤムナでアプローチ!」で紹介した2つのメソッド、「お腹のワーク」「背骨から首までを整えるワーク」を行った後、「大腸を整えるワーク」を行うことを推奨します。

胃腸の老化を防げば食べることも楽しくなり、より健康な身体になれるはずです。ぜひ試してみてください。

※「大腸を整えるワーク」など、お腹に関するワークについては、ボールへの正しい乗り方をマスターするために、Yamuna Studioのレッスンで、プラクティショナーから直接指導を受けてみることをお勧めします。

大腸を整えるワーク

1. 床にうつ伏せになり、右の腰骨の出っ張っている部分(ASIS)にボールを当ててスタート。

2. 身体を右に動かして、お腹の内側にボールの位置を移動する。骨盤は斜めになっているので、その縁を斜めに降りてくるように。
3. 身体を捻って左側の腹部に到達するまでボールを移動させる。捻ることでより深い部分に刺激が入る。

4. 反対側も同様に、左の腰骨の出っ張った部分にボールを当ててスタート。同じように移動して、今度は右側の腹部までワークしていく。