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24.06.10

<ヤムナ、何を使えばいいの?#4> 基本的な動きをマスターしたら、ブラックボールで、より深い部分にアプローチ!

ヤムナボディローリング(YBR)は、パールボールやゴールドボールなど、大きめのボールを使いますが、基本的な動きをマスターした人には、さらに細かく身体にアプローチできるボールが用意されています。
BLACK BALLS (2個セット) ¥5,610 ●直径 約10cm ●2個同時に使うことで、両脚ふくらはぎや脊椎の両側を一度にワークすることも可能です。コンパクトなので、外出時にバッグに入れて持参すれば、機内や車内など場所を選ばずにワークを行えます。
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text_Ken Ishida

ヤムナ・メソッドの基本のワークといえば、ヤムナボディローリング(YBR)になりますが、動き方を理解し、自分の身体とコミュニケーションを取れるようになってくると、より細かい部分へのアプローチをしたくなるはずです。そんな方にオススメなのがブラックボールです。2個ワンセットの小さめのボールになります。

元々はカーフボールと呼んでいたツールで、膝の裏に挟んで、ふくらはぎのワークをするために開発されたもので、次のような使い方と効果があります。

●膝の裏に挟んだり、スネの前をワークすることで、膝や足首の曲げ伸ばしをスムーズにする
●ボールをおしりのくぼみに入れてワークすることで、股関節の可動域を広げ、動きをよくする
●肩から腕にかけてボールを当てていくことで、肩関節をほぐすための細かいワークができる

足にむくみがある、足をつりやすい、足首が堅くつま先が上がりづらいなどの症状がある方には、大きな効果が期待できます。

ランナー、サイクリスト、ダンサー、クライマーなど、脚に大きな負荷がかかる動きをするような人たちの膝、ふくらはぎ、足首をワーク、ケアするのにも適しています。身体のより深い部分、細かいターゲットにアプローチできるツールですので、ぜひ利用してみてください。

① 膝裏からふくらはぎ、かかとまでのワーク

両足の膝裏にボールを挟んで正座をする、大きく呼吸をしながらボールに圧がかかるように身体を沈めていく。ボールを後ろに移動させ、同じように大きく呼吸をしながら身体を沈めていく。少しずつボールを移動させ、最後はかかとに掛かる場所で行って終了。

② 股関節の動きをよくするためのワーク

最初は、ボールを座骨に当たる状態で留まり、大きく呼吸をして少し待つ。身体を動かしてボールを座骨の外側に動かし、おしりのくぼみに入れて沈み込む。沈み込んだまま脚を上げて、そのまま股関節から外側と内側に脚をひねる。脚を下ろしたら、ボールを外側と上方へ少しずつ動かし、各ポイントで同じワークを繰り返す

③ 肩関節をほぐすワーク

うつ伏せの姿勢で、のどの下、右の鎖骨の端にボールを当てる。大きく呼吸をして少し待つ。外側へ少しずつ場所を移動し、それぞれの場所で、大きく呼吸をしながらボールに圧を掛けるように沈み込む。肩までワークをしたら、それを超して上腕部までワークをする。右側のワーク後、左側でも同様のワークをして終了。