全身を支える基盤となっているのが足です。多くの人は、それを部分的にしか使えていないために、様々な不調や問題を抱える結果になっています。例えば、外反母趾や膝痛に悩むことになります。また、運動をする人は、足に大きな負担がかかっているので、ケガの予防も考えなければいけません。

足は細かい骨と筋肉によって構成されているにもかかわらず、柔軟性や連動性を持たせず一つのかたまりとして動かしてしまい、衝撃を吸収できていないケースも多く見られます。それが続くと、扁平足や足底筋膜炎の原因になります。これら足の問題で腰痛になる人もいます。

足のトラブルを解消するため、また、そんなトラブルを引き起こさせないために使ってほしいのがフットウェイカーです。表面にイボイボの突起がついた半球体をしています。イボイボの突起は足底の小さな筋肉、腱、骨を刺激して血流を促し、眠ってしまった筋肉の動きを目覚めさせます。正しい使い方でフットフィットネスを行うことにより、次のような効果が期待できます。

●つぶれてしまった足底のアーチを引き上げる。
●詰まってしまった関節にスペースを与え、骨のアライメントを整える。
●足の使い方を再教育する。

＜足の使い方の再教育＞とは具体的には、下記内容になります。
「かかとからつま先への体重移動を適切に促す」→「床をしっかり踏めるようにし、身体全体を引き上げる」→「正しい歩き方をトレーニングする」

実は、ヤムナ・メソッドの開発者であるヤムナ・ゼイク女史も50代前半の頃に、足のトラブルに見舞われました。親指以外の足の指がハンマートゥ（つちゆび）の症状になりかけたそうです。
「更年期に入り、ホルモン変化のために骨が急激な老化に直面し、ハンマートゥの兆候が現れたのです」と、語っています。彼女は悪い癖を直すため、自分の足により意識を向け、毎日の日課としてフットフィットネスを実践し、その症状を克服したのです。

皆さんもフットウェイカーを使い、足の正しい動かし方を意識し、強い基盤を作りましょう。それは結果として、全身の姿勢の改善にも繋がっていきます。