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text_Ken Ishida
顔とその周辺を取り巻く頭部には、多くの骨が縫合により形作られています。縫合とは、人体の中で頭蓋骨だけに見られる特有の骨の連結です。それらは、基本的には動かないものとしての前提がありますが、ストレスなど負担がかかると、詰まったり、歪んだりすることがあります。そうなると、頭痛、眼精疲労、耳の聞こえが悪くなる、顎関節症などの症状を引き起こします。
ヤムナの「SAVE YOUR FACE」のメソッドは、フェイスボールで顔の骨に刺激を与えると同時に、骨を捉えて正しい位置に動かします。
顔の皮膚や表情筋は骨に付着しているので、骨の詰まりや歪みがあると表情筋が正しく働かなくなり、顔にこわばりが出たり、たるみや血色の悪さにつながります。そのような状態では、血流も悪くなり、皮膚に充分な栄養が行き渡らなくなることもあります。顔面の不調から腰痛になる事例もあります。
まずはフェイスボールで、
●おでこを引き上げる
●頬を引き上げる
●顎をほぐす
この3つのメソッドを行うだけでも、さまざまな不調の改善を期待できます。顔の血行とハリの向上を促し、重力で落ちてしまった顔を引き上げる効果もあります。
無意識に歯をくいしばり顎に負担をかける「クレンチング症候群」のような症状の予防にもなります。良い表情は、周囲の人に好印象を与える第一歩。内側にある骨にアプローチする新しいスタイルのフェイシャルケア、ぜひトライしてみてください。