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24.06.17

<ヤムナと私 #3>「身体について、いろいろ気づきを与えてくれて、腰、足などの不調を未然に防いでくれている感覚があります」結城アンナ(タレント)

ヤムナに出会って、その効果に魅了されている人がたくさんいます。<ヤムナと私>第3回は、健康的な料理、魅力的なライフスタイルで多くのファンの心をつかんでいる結城アンナさん。最初は半信半疑でヤムナメソッドを体験したそうです。その後、どのように感覚が変わり、現在はどのワークを行っているかなど、教えていただきました。
ヤムナイラスト
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illustration_JAM gravity interview_Takefumi Ishiwatari text_Ken Ishida 

雑誌の企画、ご自身の著書、SNSなどで発信されるアンナさんのライフスタイルを見ると、とても自然体で素直に心地良さを追求し、かつ健康的な美意識がとても高いことを感じます。スウェーデンで生まれ育ち、10代半ばで家族と共に日本へ移住。生活の中で大切にしている意識は、スウェーデン時代に培われたようで……。

Q1

ご自身が心地良いと感じるものに素直に向き合う自然体なライフスタイルは、スウェーデンで生まれ育ったことと関係しますか?

アンナ

スウェーデンにいた子供時代は、楽しみといえば、外で遊ぶことでした。森の中に行くのが生活の一部になっていて、ブルーベリーを取りに行くのは、いつの季節でどの場所、ラズベリーはどの場所で、というような四季の中で、さまざまな楽しみを持っていました。風や匂いを感じ、美しい草花見る。そんな五感を駆使して自然と一体になる生活が私にとっては、居心地の良いものなのです。子供時代の体験が現在のライフスタイルに繋がっているのは、まちがいないと思います。

Q2

健康への意識は昔から強かったのですか?

アンナ

実は17〜18歳の頃にパニック障害になって、身体の調子が悪くなりました。それを治すにはどうしたら良いのか、ということで身体を動かすことを始めました。最初はジャズダンス。キックボクシング、エアロビ、ヨガ、ピラティスなど、いろいろやりました。身体を動かすことは、そこからずっと続いています。今は、歩くことをとても大切と考えています。以前はクルマに乗って出かけていた場所も歩いて行ったり、電車で2駅くらいの距離なら歩いたりしています。

Q3

アンナさんが作る料理、お菓子を拝見させていただくと、健康への意識がとても高く、そこに共感する方も多いと思います。

アンナ

健康は食事から作られる要素も多いので、21歳の時に子供が生まれて以降は、料理もかなり考えて作るようになりました。すべて自分で作れば、何が入っているかもわかるので、いろいろ研究も重ねました。どんどん新しい情報も出てくるので、常にアップデートして現在に至っている。そんな感じです。

Q4

ヤムナメソッドに出会ったのはいつですか?

アンナ

香港在住の親しい友人がヤムナのプラクティショナー資格を取って、「とにかく良いから、ぜひやってみて」と言われたのですが、私はあまり強くプッシュされると引いてしまうところがあって、「いや、いいです」と言ってやらなかったのです。その後、ヤムナ・ゼイク先生が来日した時に、食事をご一緒する機会がありまして、年齢も近くお互いに歳が同じくらいの娘がいて、楽しくお話をしました。それで、やってみようかなという気持ちになって、ボディローリングのベーシックなワークを初めて体験しました。2017年です。

Q5

実際、やってみてどうでしたか?

アンナ

ヤムナメソッドを「運動」というイメージで見ていたので、実際にやってみると、「え? これ運動? どうなの?」という感覚でした。でも次の日、身体がとても軽くなっていたので「あれ? 凄いな」と思いました。でも、その時点では、ボールへの正しい乗り方もわからなくて、少しイライラしながら乗っている感じで。イライラしながらやるものではないですよね(笑)。結局、本格的に始めたのは、プラクティショナーの友人が、香港から日本に戻った2020年からです。

Q6

日常、どれくらいの頻度でワークを行っているのですか?

アンナ

正しい乗り方、動き方、呼吸法を確認したいので、その友人から1ヶ月に2〜3回、指導を受けています。筋肉の細かい部分をピンポイントで伸ばしたりワークするのは、自分では難しいので教えてもらってやっています。もちろん、自分ひとりでワークをすることもあります。枕元に小さいボールが置いてあるので、早朝に目が覚めてしまった時にはボールを肩や背中に当てたりします。そうすると、もう一度ぐっすり眠れます。正しい乗り方がわかってきて、楽しみながら、本当に理解を深めたのは最近になってからですね。

Q7

どのような効果を実感していますか?

アンナ

今、ここがちょっと痛いとか詰まっているな、という時は、自分で場所を探しながらボールを当ててワークをします。そうすると、すぐ効果がありますね。回数を重ねて続けるうちに、自分の身体とコミュニケーションがとれるようになってきました。ボールを当てると、固くなっている場所、詰まっている場所などが分かってきます。ワークをやるとほぐれますし、ちょっとした歪みも矯正される感覚があります。以前、何度かギックリ腰のような症状になったり、足がとても痛くて姿勢が崩れた歩き方になったことがあるのですが、メソッドを続けていることで、そのような症状が起きなくなりました。

Q8

特にお気に入りのワークはありますか?

アンナ

 全身で行なうベーシックなワークは、すべて気に入っています。年齢を重ねると共に、痛くなる場所、詰まる場所があちらこちらに発生してくるものですから(笑)。

Q9

フェイスのワークも実践されているのですよね?

アンナ

フェイスについては、1ヶ月に一度、先生に来ていただいてやっています。フェイスも、最初は「どうなの、これは?」と思いながら始めたのですが、やはり、やった後に首回りがすっきりしていますし、続けると顔の歪みが直されて真っ直ぐになっているという実感があります。

Q10

フットフィットネスもお好きだと伺いました。

アンナ

表面にイボイボがついたフットウェイカー、好きですね。腰が少ししっくりしないとか、足がちょっと詰まっている感覚になった時などに乗っています。本当に素晴らしいと思うので、私は、いろんな方にプレゼントもしています。

Q11

アンナさんにとって、ヤムナメソッドの魅力は、どんなところですか?

アンナ

いろいろな気づきを与えてくれるところが素晴らしいです。例えば、ちょっと調子が悪い場所があれば、そこに圧をかけるだけでも効果がありますが、身体は全身が繋がっていて、他の場所からの影響も受けていることも認識させてくれます。それは当たり前のことではありますが、普段、あまり意識していないですよね。ヤムナのワークをやると、全身が繋がって調和が保たれていることに気づきます。人間の身体も自然界と一緒なんだと。小さな自然界という感覚。それは、自然の中からさまざまなことを感じ取って幸せになろうとする私のライフスタイルの考え方と同じだ、と思いました。だから、最初は半信半疑でスタートしたのに、今はとても納得して、頑張ろう!と思って実践しているのです。