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25.01.20

<ヤムナと私 #5>「ヤムナのメソッドを上手に活用し、今年のシーズン、より良いパフォーマンスをしたいです」小園海斗(プロ野球プレーヤー)

ヤムナに出会って、その効果に魅了されている人がたくさんいます。<ヤムナと私>第5回は、プロ野球プレーヤー・広島東洋カープ所属の小園海斗さん。プレー中に大切にしている感覚、トレーニング、ヤムナについて、話を伺いました。
ヤムナイラスト
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illustration_JAM gravity interview_Takefumi Ishiwatari text_Ken Ishida 

2025年のプロ野球を俯瞰した時、ファンから活躍が期待され「選ばれしプレーヤー」として最も熱い視線を集めている一人であることが間違いないのが小園海斗選手です。2024年シーズンは開幕から3番を任され、5月7日の阪神戦にはプロ初の4番打者として先発。5月は、打率.368、1本塁打、15打点、8度の勝利打点を記録するなどの活躍で、月間MVPを初受賞。シーズン終了後の世界野球プレミア12では、鮮烈な活躍をして大きなインパクトを残しました。

Q1

2024年シーズンは全試合に出場し、まさに広島の中心選手としての実績を残しましたが、ご本人としては満足できるシーズンだったのでは?

小園

いえ、まだまだですね。全試合出場できたことは良かったのですが、本塁打2本は少なすぎます。もっと長打を増やしていかなければならないですね。

Q2

プロのアスリートとして体調管理に気を遣うと思いますが、日々、万全の体調に整えて試合に臨むという心構えで調整をしている感覚ですか?

小園

体調管理は本当に難しくて、身体が「万全」と思えて試合に臨める日は、ほぼ無いです。身体のどこかしら違和感やハリがあるという感じです。

Q3

毎日、様々なトレーニングやコンディショニングを行なっているのですか? 

小園

トレーナーの方と相談して、いろいろなことをやっています。ストレッチの要素がある動きをしたり、体幹を強くする動きをしたり。父親が整体の仕事をしていたことも関係しているのかもしれませんが、自分としては、身体全体のバランスに意識を置くトレーニングやコンディショニングを重要視しています。筋トレは、負荷をかけ過ぎると腰に痛みが出たりするので、あまりやりません。

Q4

俊足、強肩、巧打のバランスの取れた小園さんのプレーを見ていると、「身体のキレ」や「柔軟性」を重視したトレーニングをされているのではと想像していますが?

小園

おそらく皆さんが想像しているより、実は、僕の体は硬いです。そのことと関連していると思いますが、自分独自の感覚があって、身体を緩めすぎるのは好きではないです。特に試合前に緩めてしまうとバッティングなどのパフォーマンスに影響しますし、ケガをする可能性が高まる気がするので体を緩めすぎないようにすることはいつも意識しています。

Q5

様々なトレーニングをする中には、メンタルトレーニングもあるのですか?

小園

メンタルはマツダスタジアムで鍛えられているので、あまりトレーニングしなくてもいいかなと(笑)。ここぞのチャンスの場面で打てなかったり、ミスがあるとファンの方から色んな声援をいただくので、ファンをがっかりさせないプレーをしなければ、といつも必死です。

Q6

コンディショニングとしてヤムナを始めたきっかけを教えてください。

小園

2019年にプロになって、球団のトレーニング施設に行くと、ヤムナボールが置いてありました。それで、使い方を教えてもらい実践して、以来、ずっと使っています。

Q7

いつも実践しているお気に入りのメソッドは?

小園

お腹が張っていることが多いので、腸腰筋にアプローチするお腹を緩めるワークをやります。 ハムストリングや腰のケアに効果がありますね。それともう一つよく実践するメソッドは、ブラックボールを使うもの。ブラックボールをおしりの下に入れ、両脚を開く形で行う股関節に働きかけるワークです。股関節まわりの緊張が取れるのと、身体全体のバランス調整に効果があると思います。

Q8

ヤムナのメソッドを実践する上で意識していることがあれば教えてください

小園

 プロのアスリートにとって、練習、そして試合の前にどれだけ「身体の準備」ができているかということがとても重要です。他のトレーニングも含め、何をやっておくべきかを常に考えています。毎日野球をする生活をずっと続けているので、日々、自分の身体のどの部分が硬くなっているか、筋肉の位置がズレていないかなど、ほとんど自分で分かっています。ですから、それを調整する上で、ヤムナのワークを上手に実践するようにしています。日々のトレーニング、コンディショニングを継続することが自分の進化に繋がることは間違い無いので、それを信じて続けていきたいです。

Q9

今シーズンは、背番号51から新背番号5に変更されることも発表されました。より進化した小園選手の活躍を期待しています。

小園

今まで、ヤムナボールは球団施設に置いてあるものを使っていたのですが、昨年のシーズン終了後、自分専用のボールを一式揃えました。オフのトレーニングでも自分のコンディションに合わせたワークを行なって、2025年シーズン、より良いパフォーマンスと成績を残せるように頑張ります。