<座って楽にできるメソッド#1>で、長時間イスに座り続けている人に起こりがちな状況を解説しました。
・骨盤が後ろに傾き、腰や背中が丸まった状態になる
・頭や肩が前に出て、身体全体の姿勢が悪くなる
・おしり周りの筋肉が固まって血流が悪くなる
効果的な対処法として、おしりの筋肉をほぐすメソッドを紹介しましたが、合わせて行ってほしいのが、今回紹介する太もも内側の筋肉をほぐすワークです。
太ももの内側には、総称して「内転筋」と呼ばれる5つの筋肉があります。内転筋が縮んで硬くなると、大腿骨が内側に引き込まれて股関節や膝がスムーズに動かなくなり、腰や膝の痛みの原因になったりします。
内転筋は骨盤と大腿骨をつなぐ筋肉であり、股関節の安定や姿勢の維持に重要な働きをします。歩行時のバランスを保つなど、日常生活の中でもとても大切な役割を担っているので、日頃から緊張を和らげ、本来の長さを保つよう心がけましょう。ワークを行った後は、下半身から上半身の引き上がりを感じ、正しい姿勢を維持することへの効果も期待できます。
<太もも内側の筋肉をほぐすワーク>
●使用するのはパールボールを推奨します。
●座ったまま脚を開き、ボールを脚の付け根にはさみます。ボールは隙間を作らずに骨盤に密着させます。ボールをはさんだまま、脚は股関節の幅をキープするようにしてください。両脚は平行、膝と足首が一直線になるように。
●その姿勢のまま息を大きく吸います。次にゆっくり息を吐きながら、やさしくボールをはさみ込み圧をかけます。両手で太ももの外側から圧をかけても良いです。この深呼吸に合わせた動きを5回ほど繰り返します。
●太ももの真ん中あたりにボールを移動させます。同じように深呼吸に合わせてボールに圧をかけます。同様に5回行います。
●ボールを膝の手前に移動させます。同じように深呼吸に合わせてボールに圧をかけます。同じ動きを5回繰り返します。
●最後にボールを膝の内側に移動させます。同じように深呼吸に合わせてボールに圧をかけます。同様に5回行います。
●力を入れ過ぎず、軽く圧をかけるようにするのがポイントです。どのポジションでも、両脚が平行に直線になるようにキープしてください。ボールに圧がかかるときに、骨盤、腹部が上に引き上げられ、背筋が自然に伸びることを意識しましょう。
太もも内側の筋肉をほぐすワーク

