その1では肩の前側、その2では肩の後ろ側にボールを当てて、巻き肩を矯正するワークを行いました。今回は肩、首のこりへの対処法として、より効果を上げるために、腋の下周辺のワークを行います。肩、首のこりが起こっている時、広背筋と大胸筋は緊張状態になっていると考えられます。そうなると、肩は前方向、そして下方向にも引っぱられてしまいます。
今回のワークは、広背筋、大胸筋をほぐす効果があります。そして、最終的には肩から肘にかけて上腕全体をリリースさせることになります。ぜひ実践してみてください。
<肩を開いて巻き肩を矯正するワーク、その3>
●使用するボールは、パールボールを推奨します。
(1)右側に壁を見る形で横向きに立ちます。腕を真上に伸ばし、ボールを腋の下中央に入れます。そのまま壁側に寄りかかります。腕を伸ばし続けるのが辛ければ肘は曲げても構いません。
左手を右肩の上に置き、大きく息を吸います。ゆっくり吐きながら、ボールに体重をかけると同時に左手で押すようにして圧をかけます。この深呼吸での動作を2〜3回行ってください。
そのポジションのまま身体をわずかに右に回転させ、ボールを胸の裏側に動かし、大胸筋を前側に引き剥がすように圧をかけていきます。大きく息を吸って、ゆっくり吐きながら圧を強めていきましょう。深呼吸での動作を2〜3回行ってください。
今度は身体をわずかに左に回転させ、ボールを肩甲骨の前側に移動させます。広背筋を後ろ側に引き剥がすように圧をかけていきます。ここでも深呼吸に合わせる形でボールに圧をかける動作を2〜3回行ってください。
(2)左手でボールを上に移動させ、肩と肘の中間点の位置になるようにしてください。左手を腕に添えます。深呼吸に合わせて、ボールに圧をかけます。2〜3回行ってください。(1)の一連の動作と同じように、身体を右に回転させて腕の前側、左に回転させて後ろ側をほぐしましょう。深呼吸に合わせて、各2〜3回ずつ行ってください。
(3)肘の先端にボールを移動してください。肘を曲げた状態で行います。左手で肘の内側をしっかりと掴み、ボールに圧を掛けます。(1)(2)と同様に、深呼吸に合わせて一連の動作を行ってください。肘の中央、前側、後ろ側を刺激します。全体が終了したら、反対の腕についても実践してください。
肩を開いて巻き肩を矯正するワーク、その3


