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24.03.25

<ヤムナと私 #2>「写真家活動を続けていく上で、日々のヤムナのワークは欠かせません」高木由利子(写真家)

ヤムナに出会って、その効果に魅了されている人がたくさんいます。<ヤムナと私>第2回は、国際的に活躍されている写真家・高木由利子さん。ヤムナを始めるきっかけ、ヤムナ歴、日常のヤムナ実践の内容、その効果、実感などを教えてもらいました。
ヤムナイラスト
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illustration_JAM gravity interview_Takefumi Ishiwatari text_Ken Ishida photo_©️Shinnosuke Miyachi

東京・表参道のGYRE GALLERYで開催中「高木由利子写真展 カオスコスモス 弐-桜-」(~4/29)の会場にお邪魔し、素晴らしい作品に引きこまれました。写真について話を聞きたいのを我慢して、今回は高木さんの生活の一部になっているヤムナのワークについて話を伺いました。親しい友人にも勧めるほどヤムナの魅力にハマっているようで……。

Q1

ヤムナ歴は何年ですか?

高木

約10年です。

Q2

ヤムナ を始めるきっかけは?

高木

10年ほど前、俳優をしている友人が西小山のスタジオでヤムナの体験レッスンを受けるということで、私もついて行ったのです。当時、すぐ近くに住んでいたこともあり。ヤムナのことは、まったく知らなかったです。ヤムナボディローリングのレッスンを1時間受けて、「これはイイな」と思い、その後、西小山のスタジオでのレッスンに何度か通いました。

Q3

その時に、身体のどこかに問題を抱えていたのですか?

高木

肩こり腰痛など、ケアをしないと身体のところどころにツラい症状が発生するので、整体には定期的に通っていました。

Q4

写真家というのは、かなりハードな仕事ですよね?

高木

まず体力を使いますね。皆さんは、人物を撮影する時に、写真家はその人に対していろいろポーズをつけると想像すると思いますが、私の場合は指示を出すことは少なくて、むしろ自分がヘンな姿勢をしていることが多いです。(笑)高い場所は苦手なのに、上から被写体を狙いたいこともあるので、脚立に上ることも多い。1日中撮影した日は、本当に体力を消耗しきっています。

Q5

それ故、身体のケアには相当気を遣ってきたということですね?

高木

それが、私は飽きっぽくて、良いと分かっていても続けることができない性格なので困りものです。それに、身体のケアやコンディショニングをする場所には他の人がいるとイヤなのです。ですからジムに行くのも嫌い。ヤムナに10年前に出会って、自分なりに実践はしていましたが、実は、毎日継続できるようになったのは3年前からです。7年前に軽井沢に引っ越して環境の変化があり、3年前に70歳になりました。その時に体力の低下を感じました。ちょうどバルセロナ在住のプラクティショナーの方からオンラインでヤムナのレッスンを受けるきっかけがあり、そこから「短い時間でもいい。とにかく毎日やる」という意識変化に成功しました。1年間続けられて、それが自信になりましたね。飽きっぽい私でも続けられる、と。ヤムナは自分一人でできるのが良いです。

Q6

普段、いつどれくらいの時間、ヤムナを実践していますか?

高木

基本的に毎朝やります。お風呂に入り白湯を飲んでから、ボールの上に座ります。ワークの内容としては、「お尻から太ももの裏をほぐすワーク」→「背中から首までを整えるワーク」→「うつ伏せで骨盤の前側の骨を刺激した後、お腹をゆるめるワーク」→「胸の中央から鎖骨、肩をリラックスさせるワーク」→「サイドラインのワーク」。そんな順番で実践します。全体で30~45分くらいやります。音楽を聴きながらやるのが好きです。アダム・ハーストの「From Silence」などがお気に入り曲ですね。

Q7

ずっと継続してきて、どんな効果を感じていますか?

高木

身体がほぐされて全身のバランスが調整されるので、整体にはほとんど行かなくなりました。心身ともに心地よくなります。今では、1日の始まりにヤムナをやらないと気持ちが悪いというか、落ち着かない気分になります。

Q8

海外での仕事も多いかと思いますが、当然ボールを持参されるのですね?

高木

もちろんヤムナボールを持っていきます。折り畳み式のヨガマットを一緒に持っていくこともあります。撮影期間が長く、連日の撮影になるような大きな仕事の時は、宿泊のホテルの部屋にヤムナを実践できるスペースが欲しいので、クライアントにそのことをリクエストすることもあります。うまく仕事が進むためにも重要なことですから。

Q9

親しいお友達にもヤムナを勧めているそうですね?

高木

ヤムナメソッドは、私が写真家を続けていく上で欠かすことのできない大切なものになっています。まちがいなく身体に良いという実感がありますから、友人に勧めていますし、動き方の説明をしてあげたりもします。