Fb Ig Yt
26.03.31

<テーブルトリートメントとは? #3> 「ヤムナテーブルトリートメント資格トレーニング」が開催されました。

前回はテーブルトリートメントの説明と身体の前側をほぐしていく内容を紹介しました。今回はそれに続き、身体の後ろ側を整えるトリートメントについて解説します。ヤムナ資格トレーニングティーチャーの鈴木智さんに話を伺いました。
SHARE
CREDITS
text_Ken Ishida

今回の「ヤムナテーブルトリートメント資格トレーニング」は、3月7日から11日までの5日間ヤムナスタジオで開催されました。1日6時間、合計30時間にわたるトレーニングです。参加者は12名。内訳はYBR(ヤムナボディローリング)のプラクティショナー資格保持者が10名、YFF(ヤムナフットフィットネス)のプラクティショナー資格保持者が1名、無資格者が1名でした。なお、資格を持っていない場合でも、事前に一定の条件でヤムナボディローリングを受講していれば参加は可能です。

講義内容としては、最初に総論としてヤムナテーブルトリートメントの基本を学びます。その後は、二人一組となり、身体の各部をリリースする手技を繰り返し実践していきます。ペアの骨格アライメントを一つひとつ見立てながら整えていくプロセスです。

技術的なポイントは主に以下の通りです。

・骨、筋肉、関節の位置を正確に把握すること
・最初にボールを当てる位置の見極め
・狙ったポイントに正確にボールを当てられているか
・ボールに適切な強さで圧や牽引をかけられているか
・力を加える方向が適切か

また、施術を受ける人がリラックスし、十分に脱力できていることも重要です。受け手は圧の強さや牽引、施術の感覚を相手にフィードバックする役割も担います。自ら受け手になって感覚を知ったうえで施術することにより、より深い理解につながります

メソッドは、マッサージ・ストレッチ・牽引を同時に行いながら身体を整えていくため、施術者自身の姿勢も非常に重要です。正しい立ち位置と姿勢で実施することで、ボールの反発力を効率的に活用でき、施術者の身体的負担も大幅に軽減されます。初期段階ではボールに振り回されるような動きになることもありますが、トレーニングを重ねることで感覚が養われ、最終的には質の高い施術が可能になります。

<受講者に「受講のきっかけ」や「トレーニングの感想」などをインタビューしました。>

「私はYBR(ヤムナボディローリング)、YFF(ヤムナフットフィットネス)の資格を持ち、指導も行っています。生徒さんの多くが、それぞれ異なる身体の悩みを抱えています。その悩みを少しでも改善へ導くために、テーブルトリートメントの資格も取得しようと思いました。今回の受講を通して、骨格・筋肉・関節の構造やヤムナメソッドの効果について理解がさらに深まり、とても有意義な時間となりました」(Rさん)

「私はプラクティショナー資格を持っていません。昨年11月にヤムナ・ゼイク先生が来日された際、初めてボディローリングのクラスを受講しました。まるでアイロンをかけられたように身体がすっきりと伸びる感覚がとても印象的でした。関節の可動域が広がり、不調を自分で改善できる点にも魅力を感じました。その後、クラスを重ね、フットフィットネスやフェイスセーバーも体験しています。実は私は、大人になってからバレエを楽しんでいる“大人リーナ”です。スタジオの仲間たちもヤムナボールに興味を持っており、股関節や膝、腰に不安を抱えている人が多いことも実感しています。実際に体験すると『これはいいね』という声が多く、『資格を取ってほしい』と言われたこともあり、今回の受講を決めました。不調に悩む人たちの役に立てればと思っています」(Iさん)

ペアで交代しながら施術を実践することで、感覚の理解が深まっていく。ボールの位置だけでなく、手の添え方や押さえ方、力の方向など、習得すべきポイントは多い。施術者の立ち方や姿勢も重要な要素となる。
ベッドの端にボールを設置して行うのは、テーブルトリートメントならではの利点。腕の力を抜いてボールに身を委ねられるほか、施術者も効率よく力を加えられる。
一人で行うボディローリングでは難しい身体前面のストレッチも、テーブルトリートメントでは施術者に委ねることで可能になる。脱力した状態で、適切な圧を身体の深部へと伝えることができる。